紙の新聞は、レイアウトが必要で、どれをトップページにするかなど、購入してもらうためにいろいろな工夫が必要です。大きな事件が起きれば、小さなニュースは削られることもあるし、事件がなければ、それまでのニュースを掘り下げたり、タタミ記事がトップに来ることもあります。
一方、ネットで流れるニュースは、軽重や数に関係がないので、他の記事に押されて、掲載されないなどということはありません。特定の領域のニュースを追っている人には都合がいいです。新聞の切り抜きも、デジタル化をすれば、スペースも不要だし、検索が可能になります。
また、テレビのニュースでは、キャスターがついつい感想を述べてしまうことがあります。しかし、同じ考えの人が主流ではないこともあり、ネットニュースのコメント欄などは、事件を考えるときのヒントになります。
アメリカでは、すでに紙の新聞の発行を停止した新聞社もあり、今後は国内でもその流れは始まることでしょう。魅力ある記事の提供が生き残りの条件。奇妙なことや暗いニュースばかりではなく、日常の明るいニュースが流れるようになるといいなと思います。
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