エコとエコ

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「エコ」という言葉は、エコロジーの略で使われ始めたようですが、途中からエコノミーの略としても使われるようになり、混在している状態です。

エコロジーのエコは、環境に関わる言葉で、「環境に優しい」かどうか、エコノミーのエコは、経済のことで、「お財布に優しい」かどうかという意味で使われていると思います。

環境に優しく、経済的(費用軽減)であれば、とても嬉しいのですが、例えば再生紙などは、紙を再生するために手間がかかるので、ゼロから紙を作るよりも費用がかかるため、価格が高くなります。しかし、環境に配慮していることをアピールするために、あえて再生紙を使うことをしています。

SDGsは、「持続可能な開発目標」の意味で、「先進国・途上国すべての国を対象に、経済・社会・環境の3つの側面のバランスがとれた社会を目指す世界共通の目標」とされています。主役はあくまでも人間です。

地球環境に関することも含まれていますが、地球を自然のままにするのではなく、人間が過ごしやすいようにしていくことが優先されます。

縄文時代は、三内丸山遺跡がある青森が温暖で過ごしやすかったであろうという痕跡があります。海面も今よりも高かったようです。その後、寒冷化しました。産業革命後に平均気温が高くなったことを理由に、温暖化を阻止しなければならないとしていますが、もしかしたら自然に起きる温暖化や寒冷化がサイクルが重なっているだけかもしれません。

とにかく、動き出すとブレーキが効かない。

太陽光発電には、太陽光パネルが必要になりますが、作るためには大量の電気を必要とします。生産している国の発電所が稼働しているはずですが、おそらく火力発電所です。そして本来、草木があり、二酸化炭素を吸っている森の木を伐採して、太陽光パネルを設置。

エコでもなければ、エコでもない。無駄に環境を破壊し、無駄にお金を回しているだけ。