オレとラテ

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カフェオレとカフェラテは、どちらもコーヒーとミルクが合わさった飲み物。カフェオレはフランス語、カフェラテはイタリア語由来で、その国の作り方で、カフェオレはコーヒーとミルクを1:1、カフェラテはエスプレッソコーヒーとミルクを合わせるという違いがあります。

ただ、ややこしいのがスターバックスのネーミングです。スターバックス・ラテは、カフェラテで、エスプレッソコーヒーが入っています。スターバックスの牛乳だけが入っている飲み物というわけではありません。そういえば、某コンビニでも「ラテ」だけで、カフェラテを指すと思われる表記をしています。

screenshot_m109.png検索すると、もともと「ラテ」だけだとミルクの意味にしかならないものが、カフェラテを意味する単語になっているようで、アメリカのスターバックスのメニューを見ても、スターバックス・ラテにあたるカフェラテ以外は、○○ラテと表記して、カフェラテになっています。ピスタチオ・ラテとかキャラメル・ブリュレ・ラテとか。

しかし、さらにスターバックスでは、ティーラテというものがあります。アメリカのスターバックでも同様です。カフェラテに紅茶を入れたものというわけではなく、紅茶とミルクです。この場合、ラテはカフェラテの意味ではなくなるようです。

カフェラテ・ウィズ・オーツミルクは、牛乳の替わりにオーツミルクです。けっして、オーツミルクが入ったカフェラテではありません。

一貫していなく、命名規則みたいなものはなさそうです。ラテの意味が、もともとのミルクの意味とカフェラテを略しているものと二通りが混在していると思えば、逆に混乱もなくなりそうです。